ウクライナで愛を見つける♡


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今回はウクライナです。

先月のキルギスから旧ソ連の国が続いています(^^;;
8月にはエストニア、9月にはモルドバを予定しています。
そしてグルジア(ジョージア)からも熱烈歓迎のお誘いを受けております。

黄金ドームの修道院、色使いが鮮やか!

ここであらためて復習(^^)
Q. 旧ソ連ってどこですか?

A. バルト三国のエストニア、ラトビア、リトアニア、コーカサスのグルジア、アルメニア、アゼルバイジャン、中央アジアのカザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、そして東ヨーロッパに位置するウクライナ、ベラルーシ、モルドバ、それに現在のロシアを含む、全部で15カ国です。

そんなにあったのか…しかも、どれもマニアックな国ばかり(^^;;

その旧ソ連が続きます(^^;;
ウクライナのために付け焼き刃でロシア語を見ていましたが、今後もエストニア、モルドバ、グルジアと続くなら、本格的に勉強した方がいいんじゃないか?(ちなみに先月のキルギスが旧ソ連だということがまるで念頭になく、渡航直前に気づいて大慌てした苦い経験…)
現在のロシア語レベル、「こんにちは」「ありがとう」「はい、いいえ」「さようなら」しか咄嗟に言えません。ウクライナで「これは何?」と試しに聞いたら、(あたり前ですが)ロシア語で返ってきて、さっぱりわからないという、よくありがちな間抜け体験(^^;;

ところで、ソ連というと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

東西冷戦、KGB、日露戦争、社会主義国、レーニン、スターリン、北方領土、プーチン大統領、暗殺疑惑、クリミア侵攻…

なんだそりゃ、明るいニュースはないのか???

でもまあ、我々日本人がすぐに思いつくロシア・ソ連のイメージは概ねこんなところでしょう(^^;;

つまりは、それほどに「ベールに包まれた未知の国」の印象が強いということです。

ちなみにご存知とは思いますが(^^;; ソ連は1922年から1991年までで、レーニンがそれまでのロシア帝国を倒しソ連となったので、日露戦争の時はまだロシア帝国が相手でした。レーニン死後、スターリンが政権を握り、第2次世界対戦でベルリン占領、北方領土占領と北朝鮮建国、冷戦といった暗い話題が続きます。しかも(社会主義が嫌いな)欧米西側諸国がこぞってソ連叩きをするので、このため我々日本人は「ソ連って危ない国」「怖い国」というイメージを植え付けられてしまったわけですね。
その後、ソ連最後のゴルバチョフ書記長によるペレストロイカで民主化政策が導入され、1991年12月にソ連が崩壊して各々独立国となり、エリツィンがロシア初代大統領となり、現在のプーチン大統領へと続く。

うーん、こうやってまとめてみると、我ながら勉強になりました(^^;;

現在の「サンクトペテルブルク」はかつて「レニングラード」、レーニンにちなんで名づけられましたが、ソ連崩壊により名前が変わりました。ちなみに、プーチン大統領はこのレニングラード出身だそうです。モスクワじゃなかったんだ!
そして、ソ連時代の「コルホーズ(集団農場)」は先月のキルギスではポジティブに受け止められていて、現在でも「コルホーズの名残り」があちこちで見られました。

キルギスはソ連時代を懐かしむ人もけっこういて、レーニン像が町に残っているぐらいにソ連時代を「歴史の一部」として穏やかに受け止めていましたが、ウクライナはそうは問屋が卸さないようです。今回訪問した世界遺産の町「リヴィウ」はソ連というよりロシアが大嫌いなようで(それもそのはず、クリミア問題があるので)、仮にロシア語で話しかけても絶対にウクライナ語で返ってくるぐらいの徹底ぶりだとドライバーさんが教えてくれました。まあ、私の場合は、どっちにしてもよくわからないので、それがウクライナ語だと最後まで気づかないでしょうけど(^^;;

ちなみに(今回は「ちなみに」が多い…)、クリミア半島に関して、最新号の地球の歩き方には首都のキエフ、世界遺産のリヴィウ、南のオデッサしか載っていませんが、ひとつ前の号では「ヤルタ」が載っていました。「ヤルタ会談」で有名なヤルタです。ところが最新号ではヤルタが消滅している。ああ、もうウクライナではなくなったからなのね…
まあ、ウクライナ人がロシアを嫌うのは無理もない。直接の利害関係国だから、しょうがないよね。

ここでひとつ脱線しておきます。
我々日本人(および多くのヨーロッパ人)は社会主義を誤解しがちです。私もつい最近までそうでした。ロシア帝国は当時ヨーロッパのご多分に漏れず、皇帝が君臨した言わば独裁国家のようなものでしたが、マルクス理論に触発されたレーニンが人民の平等を目指して起こしたロシア革命により「国民はみな平等で公平である」という世界初の社会主義国家ができたのです。
前回キルギス編で書くのを忘れましたが、キルギスは「アジア」と言いながら、ヨーロッパ列強の植民地化されていた東南アジアと完全に異なります。まず驚いたのは文化レベルの高さ、向学心の強さ、モラルの高さです。そして一国民としてプライドをしっかり持っている。物乞いやタカリは見かけず(いたのはロマと言われる西から流れてきたジプシー)、貧富の差があまり見えてこなかった。お釣りを誤魔化そうとか値段を吹っ掛けようとか、そういう邪心を持った人には遭遇せず、みな親切で、スリなどの危険をほとんど感じなかった。東南アジアではそうもいきません。なにしろつい昨年末にベトナム・ホーチミンでチャーターした運転手から現金を盗まれ、現地旅行会社には「盗まれる方が悪い」と言われたほどのモラルの低さでしたから。この違いは何なのか?と、頭を巡らしてみて思い当たったのが「教育」。それもそのはず、中央アジア諸国はかつてのソ連であり、人々は平等で公平に教育もきちんと受けていたのです。だから、庶民レベルでも文化知識水準が高く、モラルの高い人が多いのですね。(社会主義というより「ソ連だから」と言った方が適切かもしれません。なぜならあのベトナムだってもとは社会主義国なのに、あの体たらくですから…)

旧ソ連の国々は文化芸術レベルが高く、バレエやオペラもさかん

実は同様の事を今回のウクライナでも感じました。

まず初日に、夜便の飛行機で頭が朦朧として、うっかり持っていたバッグを置き忘れて1分ぐらいその場を離れてしまいました。すぐ気づいて青くなって戻りましたが、ちゃんとバッグはありました。カメラが入っていましたが無事です。他にも何も盗られていません。周辺の人たちは和やかに私のドジ振りを笑っていました。
これが中国やインド、そしてホーチミンだったら…と青ざめた瞬間でした。

その後は滞りなく何事もスムーズに進みます。
そしてある時気づいたのが、毎日計算するお金の勘定がピッタリ合うのです。
つまり、お釣りを絶対に間違えない。
出されたお釣りを置いたままおしゃべりしていたら、店員から「早く片付けなさい」と諭されました。
それから、値段も「時価」はありません。相手の顔を見て値段を変えてくるようなセコイことはしません。だから比較的安心して買い物ができます。
他の国ではそうもいきません。
両替やお釣りをその場で確認せずに受け取ると、最後に計算すると足りないことがよくある。どこかで誤魔化されていることが多い。多く受け取ることはまずないので、意図的に少なく渡しているに違いない。
値段も「時価」ばかり。あるいは値段が表示されていても、信用していけないほど高いことが多い。
だから、「表示された値段が正当」に慣れている日本人は、アジアや後進国へ行くと、いつもお金のことに神経をとがらせていなければならず、精神的に疲れ果ててしまいます。

前置きがかなり長くなりました。

そういう訳で、当初はかなり強行スケジュールであったにもかかわらず、ウクライナを楽しく堪能できました!

ウクライナとの最初の接触は、7年ほど前のモスクワにて。
滞在していたホテルのポーターさんと仲良くなり、よくおしゃべりしていましたが、あるとき出身地を聞くと「ウクライナ」と言われ、無知ゆえに「え?出稼ぎかしら?」なんて貧相な発想をしてしまいました。その割には英語は上手だし、親切だし、イケメンだし(これは関係ないが。笑)、私の持つ出稼ぎ労働者のイメージはスラム街に住んでいてボロボロで風呂にも入っていなくて臭いがするような人だったので、爽やかな彼をとても不思議に見ていたのでした。

その次の接触は2年前のベルギーにて。ローカルバスに乗っていたら前にいた女性がやっぱり「ウクライナから来た」と言ってました。眼鏡をかけた文学少女のような女性でした。この時も「ウクライナってどんな国か想像つかない」無知ぶりでした。

そして印象的だったのは、リオ・オリンピックの体操個人で内村選手が逆転優勝した時に僅差で銀メダルになってしまったのがウクライナの選手。某西ヨーロッパの記者が「八百長だったと思いませんか?」みたいな意地悪なインタビューをしたとき、「何言ってるんだ、内村は神レベルなんだよ!」と猛反撃したというニュースを見て、かなり嬉しくなりました。本当はとても悔しいはずなのに、それを超越して相手を称える精神の強さ。現地を見てきた今だからわかる、これぞ「ザ・ウクライナ」なのです!

個人レベルで好き嫌いはあるでしょうが、社会主義国ソ連として全国民が平等に公平に教育を与えられてきたベースが根底にあるからこそ、精神的に成熟した考え方を維持できているのだと思いました。

そう考えると、教育って本当に大切だなー。
不用意にお金を与えるのではなく、やはり教育を与えることが、何より国が正常に発展するのだと思います。

「知識は最大の防御なり」

さて、そんなウクライナで何をしてきたか。

まず、何をおいても「チェルノブイリ」。
これを見なければウクライナは始まりません。
近年ヨーロッパからの多くの訪問者があるようで、首都キエフから日帰りツアーが毎日催行されています。
廃炉となったチェルノブイリ原発施設、チェルノブイリの町、ゴーストタウンとなったプリピャチが主な訪問地。チェルノブイリの町に実際に人が住んでいるのには驚きましたが、どうやら事故の放射能は風で西へ流れていったため、施設の西側の町に大きな被害が出たようです。
日本で考えると…茨城、栃木、千葉あたりは、実はかなり影響があったと推測できますが、「たいしたことない」「大丈夫」で片付けている現実。怖ろしいことです。

次に、ウクライナには多くの教会が存在。犬も歩けば教会に当たる(^^;;
主にはタマネギ頭のウクライナ正教会がほとんどですが、中にはカトリック教会やユダヤのシナゴークなどもあったりして、より取り見取り。しかも12世紀頃の古い中世のフレスコ画や豪華絢爛なイコン画など、中に入っても驚きの連続。そうかと思えばバロック調の華やかで美しい内装もあったり。そして時には神父さんのお説教とともに響く美しい聖歌。
今年3月から始めている「教会と音楽セミナー」のおかげで、教会の様式、教会の中にあるもの、聖歌についてなど、今までの「ただ見て写真を撮るだけ」の教会見学が嘘のような、充実した見学ができました!

それから、芸術も最高です!
そもそもソ連なのですから、芸術の宝庫ロシアとルーツが同じわけですね(^^)
時間の関係で美術館には行けませんでしたが、ほぼ毎日オペラバレエを観に行きました!
これがまた、安くてビックリ!!桟敷席の1列目、いちばん高い席でも2000円ぐらい。飛び込みで行ったリヴィウのボックス席なんて800円ぐらいですよ。そんなに安いのに、チャイコフスキーやヴェルディなどちゃんとした有名オペラを鑑賞できるのです。
そう考えると、日本のオペラはなぜあんなに高いのか、不思議でなりません(-_-)
やっぱりオペラやバレエは、ヨーロッパで観るに限る!

最後にとっておきの場所、その名も「愛のトンネル」!
口に出すとかなり恥ずかしくなる場所です(^^;;
実はこれが見たくてウクライナに行ったも同然。
しかも、日頃の行いがあまりに良いせいか(笑)、日に数えるほどしか通らない列車が来たのです!
こんな偶然ってありえませんよね!!

列車、キター!!

【愛のトンネル・列車が来る!の動画】
https://www.facebook.com/itravelsquare/videos/621295138251072/

よほど珍しかったようで、我々だけでなく、チャーターのドライバーさんも写真撮影に励んでいました(^^;;

線路の上を2人で手をつないで歩くと永遠の愛に良いそうです(^^)。シーズンには恋愛祈願に世界中から多くの人が来る!

【ギャラリー:その他ウクライナ】


ここで少し旅行の構成についてお話しましょう。

当社の取り扱いは団体パッケージツアーとは異なることは薄々わかっていただいたと思いますが、では、実際にはどのように依頼すればよいか、まだちょっとわかりづらいですよね。

ひとつは、現地でのパッケージを依頼する方法。
これは、前回のキルギスが該当します。
【ブログ】キルギス、シルクロードの親日国!
空港に出迎えてもらい、そこから帰国の空港見送りまですべてお任せ。
お任せと言っても、行きたい場所・やりたい事がある程度わかっている人ならそれを含めて行程を作るオーダーメイド型、行きたい場所もよくわからない場合(え?)は一般的なパッケージコースを選ぶ方法もあります。
いずれも、移動手段、ホテル、食事、ガイドなど全てのパーツが含まれたパッケージ。
英語がぜんぜん通じなかったり、列車や地下鉄など公共の交通機関が怪しい国や地域、また安全性が乏しい場合にお勧めです。
2年前のチベットも現地パッケージ依頼型でした。
【手配例】チベット観光手配

もうひとつは、今回のウクライナのように、パーツの組合せで依頼する方法。
今回は、チェルノブイリ日帰りツアー、キエフからリヴィウと愛のトンネルを回ってくる車チャーター、各ホテル、オペラチケットの手配が主だったものです。
メトロが発達していて英語が通じやすく自力で観光できるキエフ市内は個人の力量に任せ、時間の節約と乏しい語学力をカバーするため都市間の移動は車をチャーターして、限られた時間内でスムーズに旅程を進めることができます。
英語が苦手な場合は日本語ガイドの手配も可能ですが、どの国も日本語ガイドは割高です。
食事は各自でとることになります。決められたツアー飯ではなく、食べたいときに食べたいものを食べられるので、体調と時間を考えて個人のペースで動けます。

昨年のインドネシア・スラウェシ島&バリ島は上記のミックス型でした。
スラウェシ島では空港送迎であとはお任せのパッケージタイプ、バリ島では必要に応じ部分的に車をチャーターしたパーツタイプの組合せでした。
【ブログ】秘境・タナトラジャ紀行!

基本的に当社のような旅行会社にオーダーする方は、それなりに個人旅行に慣れている方々だと想定します。それゆえ、希望する内容も個性豊か。とうてい団体パッケージでは満足できないような方々が行きつく先が当社のような旅行会社です(^^;;
では、旅慣れた方がご自分で手配せずに旅行会社に依頼する理由とは何か?
何をおいても、現地とのネットワーク(現地旅行会社とのつながり)に期待するからです。
一般的に日本と海外の旅行会社どうしが連携して海外旅行が成立します。
個人で現地旅行会社にアプローチもできますが、信用していいかどうか不安を感じる場合もありますよね。それは相手の旅行会社も同様で、個人を相手にするよりは、旅行会社どうしの取引の方が安心感があるので喜ばれますし、いろいろ融通もきかせてもらえます。

少しはご理解いただけたでしょうか?

分かりにくかった活用方法を紹介させていただきました(^^;;

そして次回はぜひ、皆さんも当社へご依頼ください!!
お待ちしておりま~す(^^)/

 

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