Close

ワインは教養!


(back to Top page / ホームに戻る)

2月2日はワイン講座第1回でした!
正式名称「旅行を楽しむためのワイン講座」!!

卓球の福原愛ちゃん似の「えみ先生」

何を隠そう、世界いろいろな国でワイナリー巡りをしていながら、ほとんどワインの基礎知識を持たずに出向いてしまっているという無謀な私。そして案の定、毎回大失敗ばかりで、そろそろ自分でも「これではマズい」と痛感しており、それがきっかけでこの講座を企画したのです(^^;;

【撃沈したニュージーランドのワイナリー巡り…苦笑】

皆さんはワインというとどんな印象をお持ちでしょうか?

なんとなく「セレブ」…
真面目にやると敷居が高そう…
飲む専門で、詳しいことは種類が多すぎてよくわからない…

私もずっとそう思っていました。
特に、巷のワイン会やワインセミナーでは、すでにある程度の知識がないとついていけなくて、「何しに来たの?」と笑われそうで、足が遠のいていたのが事実です。
実際に、ワイン会ではオシャレに着飾った女子が高らかにシャンパングラスを持ち上げた写真がSNSで横行するし、ワインセミナーはソムリエや外食産業などプロ向けのものが多くて、飛び出す質問も専門的すぎて、とても素人っぽい質問など恥ずかしくて聞けない雰囲気がありあり。

でも、これじゃ、いつまでたってもワインを知ることができないですよね。
そこで、自らの苦い経験を糧に、一般向けの素人がワインの基礎を学ぶための講座を作りました。

そして第1回を終えて、これは大成功だったと実感!

まず、会場が「中野」という点からして、とても庶民的(^^;;
中野は庶民の食通の町として知られ、駅前から延びる商店街の周辺にはたくさんの通なお店があります。さすが庶民の町だけあって、値段も安い(^^)
同じ会場では、当社の「教会と音楽セミナー」も行っているので、毎回「今日は何を食べようかな」と食堂探索も私の楽しみのひとつなのです(^^;;

そんな庶民の中野で、庶民向けのワイン講座にお集まりくださったのは約10名。
日本語がとっても上手な外国人お二人もいらっしゃり、いきなり国際色豊かなセミナーです!
さすが、ワインは世界中で注目されていることを実感します。

第1回の内容は、ワインの基本の「き」。
ワインラベルを読めるようになることが最初の一歩。
とはいえ、我々初心者は、ブドウの種類、産地、「香り」「外観」「渋み」など、業界の方なら当たり前のことがよくわかっていません。
まずはそこから。
そして、皆さんが恥ずかしがって聞けないことは、スケープゴートの私が率先して「ど素人」な質問を投げかけ、皆さん一斉にメモ、メモ(^^;;
毎回、他のセミナーでも思いますが、本当に皆さん勉強熱心で、感心してしまいます!

熱心にメモを取る皆さま

今回教えていただいた内容は、

  • ワインの起源
  • 世界遺産製法(ジョージア)
  • お酒の種類(醸造酒、蒸留酒など)
  • アルコール発酵のしくみ
  • ワインの種類
  • ブドウの品種(カベルネ・ソーヴィニョンやシャルドネなど)
  • 産地(旧世界と新世界)
  • 原産地名称保護ワインと階級
  • ワインラベルの読み方
  • ボトルの形
  • 製造年とヴィンテージ
  • 作り手
  • テイスティングの仕方(外観、香り、味わい)

いやー、初回にして満載の内容!
これを2時間でやっちゃうなんて、やっぱり無謀?

レジュメに記載されていないことは、モニターの撮影に大忙し。
聞き漏らすまい、撮り漏らすまいと、もう必死です(^^;;

おかげで、ワインの基本や背景がとてもよく理解できました。
これまで、産地名とブドウの種類がごちゃごちゃに混乱していたし、過去の会話で「ボルドー」とか「ブルゴーニュ」とか言われて、「なにカッコつけてるのかしら」と内心思っていたが、それはイコール葡萄の品種をさしていたこともわかり、別にカッコつけて言っていたのではないことがよくわかりました。
これだから、無知はいけないのですよね、不要な嫉妬を産んでしまう…(^^;;

フランスAOCワイン(原産地名称保護ワイン)。
例えば左はラベルに「Appellation Bourgogne(ブルゴーニュ) Controlee」と書いてあるが、ブドウの種類は書いてない。どうやら、ブルゴーニュの白は、ほぼ「シャルドネ」というのが常識らしい。これは「旧世界」と呼ばれる従来の産地(フランス、イタリア、スペインなど)の通例だそうです。
このあたりが、「ワインは高級、セレブ、敷居が高い」と思わせる所以であり、あっち側の世界の人からすると「教養のない人は来ないでください」「一見さんお断り」といった上から目線に感じてしょうがないわけです?

それに対し、アメリカ、ニュージーランド、南アフリカなど「新世界」と呼ばれる後発組の産地ワインは、ラベルにちゃんと「ピノノワール」などブドウ品種を書いてあって親切。初心者でも気負いなく踏み込めます(^^)

老舗VS.新参者の仁義なき戦いか…(^^;;

そういう個人的感想は端に置いて(笑)
前半の基本理論はなんとか理解できました。

さて、後半はお待ちかねのテイスティング!

【今回テイスティングの4種類のワイン】

これがまた難しい。
外観、香り、味わい。
確かに比べてみると違うことはわかる。
でもそれを、何がどう違うか、ということはうまく説明ができない。
どうやら、この違いを表現する用語(説明)が専門的にちゃんと存在しているのですね。
例えば、香りの第一印象が「チャーミング」とか…うーん、チャーミングと言われても、個人の感性の違いがあるかと思うのだが…(^^;;
表現については終始こんな感じで、かなり難解でした。
これじゃ、ソムリエは大変だと思いましたし、ソムリエから「収斂性のあるタンニン」と説明されても「は?」で終わってしまいそう。
これが、ワインが一般人を寄せ付けないイメージを発しているのですよね…
まいった、まいった?

確実に色の違いはわかるのだが…

まあ、我々庶民はソムリエとは違うので、テイスティングで口に含んでブクブクさせなくてもいいし、口に含んだワインを痰壺みたいに「ペッ」と吐き出す必要もないので、そのまま味わいながら飲んでしまえばよいのです。
すると、最初の2杯ぐらいは頑張って違いを感じ取ろうとするのですが、あとの2杯は酔っ払ってきて、「もう、いいかな」と気分よくなってテイスティングもそこそこになってしまうのが、この手のセミナーの弱点(^^;;

まあ、それでも楽しければ良いのです!

そうです、ワインは気取るためのものではなく、楽しい時間を共有するためのもの。
「ワインを飲むと気持ちが朗らかになり、会話が弾みます。旅先では、ワインを通じて仲間に知り合い、楽しみ、感動も付いてくる」と、当社のホームページでも謳っております!

そうです、ワインは「人生を豊かにする魔法」のひとつなのです!!

そこでひと言。

ある(酒豪の)お客様がおっしゃいました。
「ソムリエ」ならぬ「ノムリエ」…笑!
ではなくて、「ワインは教養」!!

教養というのは、学校で勉強する学問のさらに上位にある知識を指します。
それがなくても生きていけるけど、あれば人生が豊かになるもの。
それが教養。
その一つとして、西洋ではワインの知識、日本では茶道や華道、書道など、なんですよね。

そう考えると、ヨーロッパを旅するなら、やはりワインの知識を装備しておくのは必要不可欠だと改めて思い知らされます。
知っていれば、より上位の人たちと交流ができる、ということですね。
だから「セレブ」のイメージが強かったのか。納得。

セレブを目指すかどうかは別として、その場にいる人たちと朗らかに交流はしたいものです。
なので、やはり、ワインの知識はもう少しちゃんと身につけておこう!

そう皆さんが決心したかは不明ですが、セミナー後は有志で懇親会までやっちゃいました!!

中野体育館の向かいにある可愛いイタリアワインのお店。
BIANCOROSSO
先生が選んでくれたとっておきのワインを飲み、チーズとサラミとの組合せにすっかりご満悦の私たち。

ほぼ初対面の皆さんでしたが、あっという間に打ち解けて、終始楽しい会話に包まれておりました。

ああ、ワインってやっぱり素敵だな~♡

次回は2月16日(土) 14時~16時
テーマは「有名産地ワイン」フランス、イタリア、スペイン、チリなど代表的なワインの紹介に加え、「100%かブレンドか」という点にも迫ります。なにしろ日本人は、なんとなく100%信仰ですので、ブレンドとは何者かをしっかり理解してワインの幅を広げてほしい!
そして、次回のテイスティングにはチーズも登場し、美味しい組合せを体験しちゃいます!

次回もセミナー後の懇親会をやります!
各自、自宅で眠っているワインや、お菓子、チーズなどを持ち寄って。
まるでホームパーティのようですね、楽しそうです(^^)

お申込みはこちらから↓

旅行を楽しむためのワイン講座

ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております!
中野で会いましょう~(^^)♡

 

旅行・セミナーのお申し込み・ご相談はこちらまで↓

Email info@i-travel-square.tokyo
Telephone 03-6706-4700 (平日10時~18時)

(back to Top page / ホームに戻る)