今回は、バンコクとカンボジアを訪問しました。
バンコクは前回Gagganレストランを紹介したとおり、近年のすざまじい経済発展により、すっかりアジアの大都会に変貌していました。電車だって、みなさん、ちゃんと整列乗車しているのです。「混沌のアジア」はもはや過去の話。バンコクに限らずマレーシア、ベトナム、インドネシアあたりでは昔の面影が消滅し、どんどん東京のような大都会が出現してきています。「昭和を思い出させる長閑な光景がアジアの魅力なんだよね」という方にとっては、ちょっと寂しい変化ですけれど・・・
そんな大都会バンコクから、カンボジア・シェムリアップまでは、飛行機でわずか1時間。往復15,000円ぐらいで行けます。シェムリアップはなんと言ってもアンコールワット!多くの観光客が世界中から押し寄せてきています。どんなに発展しているのかと思いきや、空港は小さいし、人々は笑顔でのんびりしているし、道路もデコボコで、物価は安いし、「まだまだ」という雰囲気がそこかしこに転がり、拍子抜けでもあり、ホッとするというのが本音(^^;;
今回はシェムリアップ4日間滞在で、ほとんどの観光地を見てきました。毎日毎日早起きして出発、かなり疲れました(^^;;
観光スポット各地で待ち構えている物売りの子供達がいます。「買ってー!1ドル」と迫ってくる。でも絵葉書セット10枚入りが1ドルだったり、すごく安いので、できれば買ってあげると、子供の飛び切りの笑顔に出会えます(^^)
そんななか、個人的に印象的で面白かった訪問地が2ヶ所。
ひとつはタイ国境の山「プリア・ヴィヒア」、もうひとつはシェムリアップ川源流の「クバール・スピアン」。
プリア・ヴィヒアは2008年にカンボジア第2の世界遺産として登録されおり、アンコール遺跡群からけっこう離れますが、それなりに訪れる人がいます。途中から山道に入るため、4DWに乗換え、さらに砂岩の大地を登ること30分強。ふだんあまり運動をしていないせいか、かなり息切れし、足はガクガクでしたが、いきなり現れる断崖絶壁とそこから見下ろすカンボジアの景色。疲れを吹き飛ばしてくれます。こちらは傾斜を登るのは大変ですが、高齢者の日本人団体ツアーさんともすれ違ったので、健康であれば年配の方でも行くことはできます。
廃墟、タイとの間で修復できない約束となっているらしい。隣国同士、領土争い、どこの世界でもあることだと再認識。
そして、もうひとつの「クバール・スピアン」。ここはかなり大変でした!
アンコール遺跡群から地理的にはそれほど離れていませんが、車を降りてからが大変。簡単に考えていましたが、かなり本格的な山でした!
巨大なリンガ。もともとクバール・スピアンは「千本のリンガの橋」という意味があったそうです。
ここまで写真をご覧いただいたとおり、けっこうな山登りです。しかも木の根、枝、石、岩によって、きちんとした歩道は存在していません。岩の上を歩くときは滑らないように厳重注意だし、岩から降りるときの着地の衝撃も何度もあります。普通の階段はないので、足を上げ下げしなければならず、足腰が弱いとかなり辛い。
ここを歩いていて、以前訪問した沖縄・八重山諸島の西表島マングローブ原生林のジャングルハイキングを思い出しました。
正直に申して、ここは高齢者はちょっと難しいと思います。現地でも高齢者とは一人もすれ違いませんでしたので、間違いありません。やはり、旅行にも「旬」があるのだな、と強く感じた瞬間でした。源流をたどり、澄み渡る空気と緑と水のパワーを感じ、非常に素晴らしい聖地ではありますが、どうか決して無理をならさないように。
今回、現地を訪れて、カンボジアの見どころや魅力が手に取るようにわかりました。
また、食べ物も日本人の口によく合います。とても美味しくて、毎日つい食べ過ぎて、またしても体重増加して帰ってきました。衛生面もそれほど気にしなくても良いと思います。(ただし、人による)
また、無理を言って、ガイドさんのお宅訪問をさせていただき、カンボジア人の生活にも迫ってきました。
そこで出会った子供たちの笑顔はいつまでも忘れられないでしょう!
カンボジア、特にシェムリアップは団体パッケージで行くより、個人旅行のほうが数倍も楽しめます。観光地へは自力で行かず現地ツアーを利用し、そこで出会った旅行者と食事に出かけるなど、新たな交流が生まれます。
飛行機、ホテル、現地ツアーや現地ガイドの手配、そして現地情報提供など、ぜひ現地を練り歩いた私にお任せください!!
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