マチュピチュ・ナスカ地上絵 ペルー10日間:サンプルコース

念願の『マチュピチュ』へ行ってみよう!

はるか遠い南米ペルーのマチュピチュ。アンデス山脈に属するペルーのウルバンバ谷に沿った山の尾根(標高2,430m)にある15世紀のインカ帝国の遺跡に辿り着くには、日本から丸一日かかるため、気軽に行ける目的地ではなく、時間もお金も必要です。それだけに、海外旅行が好きな人にとって「いつかは行きたい」憧れの地。世界中から年間150万人もの観光客が訪れる人気の世界遺産です。
マチュピチュはインカ帝国時代の遺跡の中では保存状態がきわめて良く(文化遺産)、さらに、絶滅危惧種をはじめとする貴重な動植物の生息地でもあることから(自然遺産)、『マチュ・ピチュの歴史保護区』としてUNESCO複合遺産に登録されています。(「複合遺産」は、「文化遺産」と「自然遺産」の両方の価値を兼ね備えている遺産を示します)

マチュピチュの旅行によく組み合わされるのが、ナスカ地上絵、チチカカ湖、ウユニ塩湖ですが、すべて制覇しようとすると最低でも2週間は必要で、時間の工面も体力的にも大変なので、今回はマチュピチュ&ナスカ地上絵にしぼったプランをご紹介します!

※ペルーへのアクセスは、アメリカ経由、メキシコ経由、珍しいところでは、フランス経由などがあり、いずれも片道に丸一日は覚悟。乗継時間に注意が必要です。

※日本とペルーの時差は、マイナス14時間。フランス経由の場合、時差で頭が混乱しそうになります。


サンプルコースの特徴

マチュピチュ遺跡見学のチャンスが2回!

マチュピチュ遺跡見学は、決められたコースを4時間以内でまわることになっています。主なコースは遺跡の全体を見渡すサーキット1と、遺跡の内部をじっくり歩くサーキット2。
2日間あれば、どちらのコースも網羅でき、万一、天候に恵まれない場合でも、絶景鑑賞の保険にもなります。(サンプルコースには、サーキット1と2が料金に含まれています)
その他、聳え立つ山、ワイナピチュを登るコース、太陽の門まで歩くコースなど、バリエーションルートもあり、いずれも事前予約が必要。(別途料金)

これぞマチュピチュ、全景を堪能!背後に聳え立つ山はワイナピチュ。

ナスカ地上絵 遊覧飛行!

ペルーの海岸線に広がる不毛の乾燥地帯に描かれた、謎の巨大な図形を天空から観覧。コンドル、イヌ、サル、ハチドリ、宇宙飛行士など、写真では見たことがある、あのミステリーの現場をあなた自身の目に焼き付けます!
リマから日帰りの強行コースもあるようですが、弊社のサンプルコースでは、遊覧飛行のあと、近くの海辺のリゾート地で1泊し、旅の疲れを癒し、心に潤いを与えます。

飛行機から見える地上絵。飛行機は右へ左へと、どの座席に乗っても公平に見えるように旋回してくれる。(写真は螺旋の絵)
地上絵鑑賞後は、海沿いのリゾート地で疲れを癒す

聖なる谷も忘れない!

ペルーの古代遺跡はマチュピチュだけではありません。
ウルバンバ渓谷沿いに広がる一帯は「聖なる谷」と呼ばれ、クスコ陥落後に徹底抗戦を展開するインカ軍の拠点となった遺跡が点在しています。
弊社のサンプルコースには、太陽の祭り「インティ・ライミ」の舞台となるサクサイワマン遺跡、農業試験場だったかもと言われる円形の段々畑モライ遺跡、急峻な山容の恵みである天然塩水を利用した大小3000もの連なるマラス塩田の見学が含まれています。またマチュピチュから戻った日は、オプションとして乾燥した山に広がる巨大なオリャンタイタンボ遺跡の見学も可能です。(別途料金が必要)

ランチと夕食はお客様の自由裁量で

ペルーは美食で知られる国。首都リマをはじめ、各地で美味しい郷土料理を食べられます。
日によって、疲労の度合いによって、ランチは軽食や食べ歩きで抑えて夕食を豪華に、など、旅慣れた人こそ、食事にこだわりたいところ。
ガイドさんに聞けば、リーズナブルで美味しい食堂やレストランも教えてくれるので、あえて食事をつけないコースにしました。

標高の高いクスコで泊まらず、
少し下がったウルバンバで宿泊

マチュピチュの旅で、いちばん心配なのが高山病。
マチュピチュ自体は村が標高2040m、遺跡は2430mなので、高山病が出始める2500mより低く、それほど心配はありません。しかしマチュピチュへの玄関口となるクスコが3400mで、富士山頂に迫る高さ。ここが最大の難関。高山病になりやすい人は、クスコに長く滞在すると発症しそうなので、サクッと観光を済ませ、少し標高の下がるウルバンバ(2690m)で滞在し、体を慣らしていきます。

クスコのサクサイワマン遺跡は標高3700m、いきなり富士山頂と同じレベル!

日本語(日本人)ガイドだから説明が理解しやすく、
困った時でも安心

マチュピチュ遺跡見学はガイド帯同が義務付けられています。
英語ガイドはたくさんいますが、せっかく地球の反対側から行くのだから、日本語で説明してもらいたいですね。
弊社のサンプルコースでは、現地在住の日本人など、日本語ガイドが最初から最後まで帯同してくれるので、観光スポットの解説だけでなく、お勧めレストランの紹介、お勧めのお土産の紹介、品質について(※)、困った時なども、安心して相談できます。
※ペルーはアルパカ毛織物が有名ですが、観光地の土産物屋やマチュピチュ村の駅前マーケットなどで売られている製品は、タグに「Baby Alpaca 100%」と書かれていても、その保証はないので、ガイドが信頼できるお店を教えてくれます。

観光地の土産物屋で売られるこの手の商品は、たとえタグにアルパカと書いてあっても、羊毛などが混入している可能性が大きいのでご注意を!
本物は正規ショップで。(免税も受けられます)

運が良ければ、リャマ&アルパカに出会える🦙

アルパカとリャマは同じラクダ科の動物です。
パット見はよく似ていますが、アルパカは毛織物として、リャマは荷物の運搬用として、現地で活用されています。
リャマは集団行動するので、運が良ければマチュピチュ遺跡で出会うことができます!

マチュピチュ遺跡を見守るリャマ。正座スタイルが可愛い🦙

せっかく日本から丸一日かけて地球の反対側まで行くのだから、お客様の思いを叶えられる旅にしたいですね。
サンプルコースを基に、追加する地域、スポット、食事など、ぜひ皆さまのご希望をお聞かせください。

一生に一度の南米旅行が、素晴らしい旅となりますように!


10日間サンプルコース

  行程
1日目 日本→リマ
各々のフライト(乗継便)でリマ空港到着、ホテルチェックイン
フライト、リマのホテルは各自でご予約ください
※ご希望の場合は、弊社で予約も可能です

宿泊:リマ(空港周辺のホテルが便利です)
食事:朝 ✕  昼 ✕ 夜 ✕

2日目 リマ→クスコ→ウルバンバ
朝食・チェックアウト後、午前便でリマ→クスコへ移動
昼頃、クスコ空港でガイド・ドライバーと合流
専用車で移動、クスコ観光(標高3400m)
サクサイワマン遺跡
アルマス広場 ・カテドラル(入場は別料金)
12角の石 ・神殿コリカンチャ
観光後、ウルバンバのホテルへ移動(標高2690m)

宿泊:ウルバンバ(5星ホテル)
食事:朝 ホテル  昼 ✕ 夜 ✕

3日目 ウルバンバ→オリャンタイタンボ→マチュピチュ村
ホテルで朝食後、聖なる谷の遺跡観光
モライ遺跡
マラス塩田
観光後、オリャンタイタンボ駅へ移動(標高2790m)
列車でマチュピチュ村へ
※マチュピチュ列車にスーツケースは持ち込めないため、3泊4日分の荷物をリュックまたはボストンバッグにまとめてお持ちください
※スーツケースはウルバンバのホテルでお預かりします
到着後、徒歩にてホテルへ、チェックイン、夕食

宿泊:マチュピチュ村(4星ホテル)
※ご注意:マチュピチュ村のホテルは実際は3星レベル
※アメニティ等は、石鹸以外はありません (お茶・ポットもなし)
食事:朝 ホテル  昼 ✕ 夜 ホテル

4日目 マチュピチュ遺跡観光
ホテルで朝食後、シャトルバスにて遺跡へ
午前:マチュピチュ遺跡観光
観光後、バスにてマチュピチュ村へ
午後、フリータイム
お土産を買ったり、村の周辺散策をお楽しみください

宿泊:マチュピチュ村
食事:朝 ホテル  昼 ✕ 夜 ホテル

5日目 マチュピチュ遺跡観光
ホテルで朝食後、シャトルバスにて遺跡へ
午前:マチュピチュ遺跡観光
観光後、バスにてマチュピチュ村へ
午後、フリータイム
お土産を買ったり、村の周辺散策をお楽しみください

宿泊:マチュピチュ村
食事:朝 ホテル  昼 ✕ 夜 ホテル

6日目 マチュピチュ村→オリャンタイタンボ→クスコ→リマ
ホテルで朝食後、徒歩にて列車駅へ移動
列車でオリャンタイタンボ駅へ
【オプション】オリャンタイタンボ遺跡(別料金)

専用車でクスコ空港へ
クスコ→リマ、到着後、ホテルチェックイン

宿泊:リマ(5星ホテル)
食事:朝 ホテル  昼 ✕ 夜 ✕

7日目 リマ→ナスカ地上絵→パラカス
遊覧飛行の時間によってホテルにて朝食またはBOX
※遊覧飛行の時間は前日に決定
※遊覧飛行スタート時刻により、ホテル出発時刻は朝5時~7:30で調整
専用車で遊覧飛行空港へ
途中、トイレ休憩を兼ねてお土産店へ立ち寄り
※日系人が経営するお店で、品質は確かです
午前~昼頃、ナスカ地上絵遊覧飛行
終了後、パラカスへ
ホテルチェックイン、フリータイム
海岸近くの散策などおくつろぎください

宿泊:パラカス(3星ホテル)※ポット貸出あり
食事:朝 ホテルまたはBOX  昼 ✕ 夜 ✕

8日目 パラカス→リマ
朝食後、専用車でリマへ移動
途中、トイレ休憩を兼ねてお土産店へ立ち寄り
リマ到着後、市内観光
ラルコマールショッピングセンター(自由行動)
※時間により割愛もあり
旧市街:アルマス広場、カテドラル、サンフランシスコ教会、他 ※すべて外観のみ見学
観光後、フライト時刻に合わせ空港へ移動
フライトチェックイン、現地サービス終了
各自のフライト(乗継便)で帰国の途へ

食事:朝 ホテル  昼 ✕ 夜 ✕

9-10日目 乗継便にてご帰国
長旅、お疲れ様でした!
どの町にもある「アルマス広場」、リマの旧市街は警備が強化されたため、かつてほどの治安の悪さはなくなったようだ。

現地パッケージ料金の目安 (おひとり様あたり・2名様1室)

  • 3名様:USD 3,565.00
  • 4名様:USD 3,330.00
  • 5名様:USD 3,155.00
  • 6名様:USD 2,970.00
  • 7名様:USD 2,860.00
  • 8名様:USD 2,755.00

※2025年11月現在の料金、今後変動の可能性あり
※お一人部屋追加代金:USD 720.00
※パッケージ料金には、弊社の手配手数料が必要です

料金に含まれるもの

  • 2日目~7日目のホテル(朝食付き)
    ※ペルーあるあるトイレ事情:紙を流せないホテルがほとんど
    ※5星ホテルでも、バスタブがないところが一般的
  • マチュピチュ村3泊の夕食
  • 各地の日本語ガイド(マチュピチュ遺跡も含む)
  • 移動の専用車
  • リマークスコ 往復航空券
  • オリャンタイタンボーマチュピチュ村 往復列車チケット
  • マチュピチュ遺跡チケット2日分
  • マチュピチュ遺跡シャトルバス 往復チケット2日分
  • ナスカ地上絵遊覧飛行(空港税を含む)
  • 旅程に記載の訪問地の入場料

料金に含まれないもの

  • リマへの国際線フライト ※別途手配可能です
  • リマークスコ 往復国内線フライト
  • 1日目のリマ宿泊ホテル ※別途手配可能です
  • 酸素ボトル ※別途手配可能です
  • オリャンタイタンボ遺跡 ※別途手配可能です
  • 各日の昼食、マチュピチュ村以外の夕食、お飲み物代
  • 各地のフリータイム時のガイド料、交通費、入場料、他
  • ガイド・ドライバーチップ
  • 旅程に記載のないサービス
  • 旅行保険
  • 弊社の手配手数料

現地パッケージ(上記)の手配には、弊社の手配手数料(20%+消費税)が必要です。(詳しくは料金表をご参照ください)

旅行代金は、人数や希望ホテルクラスなどにより変化します。
※ただし、ホテルはあまりランクを落とすと、日本人として耐えられないレベルの可能性があるのでご注意ください
昼食・夕食の追加、各地の観光内容の追加・削除、追加日程でチチカカ湖やウユニ塩湖、その他へのご旅行など、お客様のご希望でカスタマイズが可能です。
都度お問合せください。

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モライ遺跡近くから見える雪山「チコン山」(標高5530m)は、草刈正雄さん主演の映画『復活の日』のラストシーンで背後に登場する、ウルバンバの聖なる山。

旅行のお申し込み・ご相談は当社(アイ・トラベル・スクエア)まで↓

Email info@i-travel-square.tokyo
Telephone 03-6706-4700 (平日10時~18時)